前へ
次へ

亡くなられた方を葬るしきたりを葬式と言います

亡くなられた方を葬るしきたりを葬式と言います。
元来亡くなられた方が迷わずに黄泉の世界に旅立って欲しいと言う思いを込めての儀式でもあります。
そしてこの儀式には地域性もありますが様々と細かい仕来りもあります。
家族の誰かが亡くなってしまった場合には、様々な準備が必要となります。
死者を死に装束に着替えて安置します。
その際には必ず北枕と言う云われがあります。
北枕、つまりは北に頭を向ける事でその場を静かに保たせると言う意味も含まれます。
そしてその後死者は棺桶に入ると言う事になります。
これは葬儀の際に多くの人が追悼をする訳ですから、死者への敬意を表していると言う意味もあります。
また、最後には死者を火葬とする訳ですが、そのためにも棺桶、つまりは棺に入れてそのまま火葬できるようにと言う訳です。
昔で言うなら土葬ですが、これも土の中に死者をそのままではなく、丁重に死者を葬ると言う意味でもあります。
そして憎呂によって読経を唱えてもらい葬儀と言う事になります。

Page Top